清水健介 整体・気功院 心身調律研究所

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ライフストーリー:08 転機、新たなスタート

尊敬していた方との再会

まずは自分の心身を癒すため何ヶ月か休息をとり、「さて、そろそろ開業に向けて本気で動き出そう」と、肩までのびていた髪をばっさり切り、神社で決意表明のお参りをしたまさにその日、街中でばったりとある方にお会いしました。

それは、勤めていた整体院にいらしていたお客様で、ある会社の代表の方でした。一目見ただけで分かるほどの、もの凄い人間的な魅力があり、「こんな風になりたい」と心の内で密かに想い、尊敬していた方でした。

初めて出会った「ほんもの」のビジネスマン

その出会いから突然全く想像もしていなかった方向に輪が回り、その方の会社の出資を受けて丸の内でお店をやらせて頂くことになりました。一年という短い期間でしたが、この経験から得た恩恵ははかりしれません。

この一年の間に、今まで触れ合ったことのないような魅力的な方々とたくさん引き合わせて頂きました。その方達は、自分の仕事に情熱と誇りを持って、仕事も人生も楽しんでいて、自分の部下やお客さま、周りの方達にもものすごく愛情が深くギビングで、それでいて素晴らしい結果も出していました。初めて出会った「ほんもの」のビジネスマン、ビジネスウーマン達は、今までみてきた誰よりも「生き生き」していました。

断崖絶壁の岩山

目の前に高くそびえ立つ、誰も近づかない、誰も登ろうとしない断崖絶壁の岩山をひたすらよじ登り、頂上からの眺めや風を独り楽しんでいたら、向こうに遥かに高い所を皆で楽しそうに歩いている所を見つけ、「今まで目指して登ってきた山頂は間違った頂だった」ということに気が付いた。そんなイメージでした。

何十年もかけて登ってきた山だったので、それに気が付いた時のショックは果てしなく大きく、今まで信じてきた価値観は全てバラバラになり、何をどうしてよいのか分からず、また歩き出すのに何ヶ月も時間がかかりました。

断崖絶壁の岩山

人は独りで生きていない

これまでずっと、荒野を独りで生きていくつもりになって、そのために自分なりのやり方で、誰よりも強くなろう、誰よりも賢くなろうとしてきたけれど、結局人は独りで生きているわけではないし、独りで生きていけるわけでもない。というごくごく当たり前のことに、30も半ばになってようやく気が付いた、自分の愚かさに愕然としました。

独りでできることはたかが知れていて、何かを成し遂げようと思ったら他の人と力を合わせなければならない、ということをありありと目にし、自分の全てを一から創り直しはじめた、大転機の一年でした。