清水健介 整体・気功院 心身調律研究所

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ライフストーリー:06 帰国後、この仕事を始めるまで

自分でもよく分からない

よく「なぜこの仕事を始めたのか?」を聞かれることがあります。理由は色々後付けできるのですが、本当に正直なところを言えば、なぜなのか自分でもよく分かりません。

武術や瞑想を通じて体や心の奥深さを知り、もっと追求してみたいと思ったから?長い旅の移動で自分が腰を痛めたことがきっかけで、整体というものに触れ、もっと知ってみたいと思ったから?何かの芸を窮めてみたいと思っていて、たまたまそこにこの道があったから?

どれも本当のことです。しかし、あの時直接頭にあったのは、もっと単純で自分勝手な理由であったような気がします。

印刷工場の箱詰め

「さてこれからどうしよう?」

帰ってきてはみたものの、頭の中には見事なまでに何のプランも無く、自分で商売を始めるアイデアは何一つない。かといってここまで道を外れた後で、今更会社員になろうとも、なれるとも思わない。とりあえず、とにかくリハビリを兼ねてまず働こう。

と、始めた仕事は日払いの印刷工場での箱詰めの仕事で、わずかな日給で汗をたらしながら、昼休みの屋上で、「自分は結局何がしたいんだろう?」「何ができるのだろう?」と、模索する日々でした。三年間も遊んでいたつけとは言え、先の見えない、中々につらい時期でした。

自分の腕一本で生きていく

「また英語を使って何かをしようか?」「塾の講師に戻ろうか?」「全く違うことをするべきか?」「一体何がしたいんだろうか?」「何ができるんだろう?」。そんな「?」ばかりが頭の中にありました。

そんな風に何ヶ月か過ごす中で、段々と、「自分の腕一本で、誰にも頼らず、どこでも生きていけることを仕事にしよう」と思うようになりました。そんな中で、いくつかの候補の中からとりあえずやってみよう、と選んだのが今の仕事でした。