清水健介 整体・気功院 心身調律研究所

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ライフストーリー:05 友人の死 世界旅行へ

旅の仲間の死

そんな風に英語講師として働き始めて3年が過ぎる頃、その頃毎週の様に集まっては遊んでいた旅の仲間の一人が、長い闘病の日々の末、病気で亡くなりました。

それまでも祖父の死などは経験してきたものの、同年代の若者がいなくなるのは初めてで、当たり前のことだけれども、「人間て自分が全く望まない時に病気になったり、死んでしまったりするんだな」と「死」について強く考えさせられました。

今しかできない

「自分だっていつ何があるかはわからない。やりたいことはやれる時にやった方がいいのではないだろうか?」そんなことを考えました。

「自分は果たして、もし今、このまま死んだら満足だろうか?」と、自分に聞いてみました。

その答えは「No」でした。「やっぱりそれでも旅がしたい」。理由なんか何にもなかったし、どうしてかも分からなかったけど、ただ「まだまだ世界を見てみたい。知らない場所を旅して、その土地のにおいをかいでみたい。風を肌で感じてみたい。色んな人に出会ってみたい。それまでは死ねない」そう思いました。

「今ならできる。今しかできない。今やろう」

世界旅行へ

そして、ずっと心に抱いていた、世界旅行を始めました。
「とにかく行きたい所は全部行って、やりたいことは全部やってやろう」
「明日死んでも悔いがない。そう言えるくらい毎日を思い切り生きてやろう」
「とことんまで楽しみきる。」そう心に決めて旅立ちました。

もうこれで旅はいい

海に潜り、山に登り、砂漠を歩き、船や、バスや、トラックに揺られ、銃を突きつけられ、色んな恋をして、数え切れない出会いと別れを重ねながら、ヨーロッパから中東、アフリカから南米、南極に寄って中米へ抜け、また南米に帰り、ブラジルでお金が尽きてNYで働いて、その次はロンドンで働いて、またNYに帰ってきて、「もうこれで旅はいい。もう満足。お腹いっぱい。」と言えるようになるまで3年かかりました。

もうこれで旅はいい
もうこれで旅はいい