施術について 背骨

背骨は
最も重要なハイウェイ

「背骨」はもちろん大切です。体の重要な神経の殆どは、まず背骨を通って全身につながっていますし、太い血管なども背骨に沿っています。言ってみれば背骨は体の中で一番重要なハイウェイです。

この道路のデコボコをなくし渋滞を取りのぞいて、神経の流れ・血液の流れ・リンパ液や体液の流れを良くしてあげること。これが健康なカラダとココロをつくるために、まず一番大切なことの一つだと考えています。

「こし」→「背骨」の一番下の部分は「腰」です。「腰」という字は「体のかなめ」と書く様に、腰は体の要、体の土台です。家やビルを建てる時には、まずしっかりとした土台を作ることが重要ですが、背骨という体の大黒柱を支える、腰(特に仙骨と骨盤)という土台がしっかりと整っていることは、体にとって非常に重要なことです。

また腰のまわり(腰椎・仙骨・骨盤)のなめらかな動きは、良い体のパフォーマンスを保つためにはかかせません。腰の動きの悪さは、体全体の動きに悪影響を与えます。また、下半身の神経は全て腰を通るので、腰の歪みから、ひざや足のしびれや痛みなどが起こることは非常によく起きています。

「せなか」→内蔵の動きを支配する神経は「背骨」から出て内蔵に通じています。そのため、内臓の不調は背骨や背中に現れます。

たとえば、肺の働きが弱ると胸椎の1~3番目あたりがこわばりますし、胃の調子が悪いときは左の肩甲骨下や左の腰のあたりに、肝臓の調子が悪いときは右の肩甲骨のまわりなどに、痛みや違和感が出たりします。

逆にその背骨の動きの悪さや、背中のアンバランスを調整することで、内蔵の働きを高めることもできます。

「くび」→「背骨」の一番上の部分「首」は司令塔の「あたま」と体をつなぐ最も重要な部分です。ここがつまり、渋滞して循環が悪くなると、脳に新鮮な血が流れず酸素も足りなくなります。

これによって頭痛が起きたり、集中力の低下などを始め、健全な精神の働きに悪影響を及ぼします。また腕や手に向かう神経は、背骨を通ってくびの下の方から腕に伸びていきますので、手や腕の違和感やしびれなどの不調も、首のゆがみが原因になっていることも多いです。

そして、首(特に胸鎖乳突筋のまわり)は自律神経や免疫とも密接に結びついています。

大体どんな治療院でも強調されている通り、この様に筋骨格・内臓・精神など様々な面から言っても、背骨とそのまわりはとても重要なパーツであり、それらが整っていることは心身の健康にとって極めて大切なことです。

健康な生活を送るコツ

テーマ:食事

今、世の中には「食」について、様々な意見があふれています。

「何を食べるべきか」、また「どの様に食べるべきか」、本当に色々な意見があります。あまりにも多くの説がありすぎて、一体どれを信じてよいのか迷ってしまうくらいです。

「肉を食べるのはよくない」「玄米菜食がよい」と言う人もいれば、「炭水化物を抜いて」「肉を一杯食べるのがよい」と言う人もいます。また「果物だけ食べるのがよい」と言う人もいれば、「火を使わず全てを生で食べる(ローフード)のがよい」と言う人もいます。全てが正しいとしたら、一体私たちは何を食べたらよいのでしょうか?

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また「一日一食がよい」と言う人もいれば、「絶対に毎日時間通り、一日三食きっちり食べないとだめだ」と言う人もいて、どのように食べるべきかについても諸説が飛び交っています。

果たしてどの説が正しいのでしょうか?

それについて僕は答えることはできません。というのは、「何がよいか?」は人によって異なると思うからです。百人いれば百の、千人いれば千の生活のスタイルがあり、生まれ持った体のリズム・筋肉・骨格・内臓組織は異なります。また、年齢によっても必要なものは変わってきます。そのため、「万人に向けて『これが一番よい』と言えるような一つの説はありえない」、と僕は考えています。

ただし、それでも誰にでも共通して言える、すごく大切だと思っていることが3つあります。

まず一つは「お腹が空いたら食べる」ということ。

これが一番大切です。お腹が空くのは、お腹(内臓/消化器官)が食べ物を受け入れる準備ができた、というサインです。その時に食べたものはしっかりと消化され、体に吸収されます。その結果として私たちのエネルギーは高まります。

逆にお腹が空いていないのに食べてしまうと、むしろエネルギーは下がります。食べ物を消化・吸収するのにはエネルギーを消費します。食べた後眠くなるのは、体にあるエネルギー(血など)がお腹に集中して、脳や体の他の部分にまわらなくなるからです。

お腹が空いていない時、つまり内臓の準備ができていない時に食事をとると、消化や吸収がうまく行われず、消化吸収のために余計なエネルギーを消費することになります。その上、うまく消化・吸収されなかった食べ物は残りかす(老廃物)となって腸に残ります。そしてうまく排泄されなかった老廃物は腸の中で腐敗し、それが吸収されて血が濁り、それを綺麗にするために肝臓や腎臓に余計な負担をかけてしまうことになります。

お腹が空いた時に食べましょう。そしてお腹が空かない時は、例えランチタイムであっても、晩御飯の時間が来たとしても、食べるのは控えましょう。あるいは少し軽めに済ませてあげてください。食べたくもないのにお金を使って無理して食べて、それが元で体の調子を悪くして、それを治すのに更にお金を使う。僕はそれは非常に馬鹿馬鹿しいことな様な気がします。

生きていれば色々なお付き合いもあって、食べたくない時に食べたり、飲みたくない時に飲んだりしなければいけないこともあります。ありますが、このことを頭にいれて、「果たしてこの食事は自分の体のエネルギーを高めるだろうか?」「それとも低めるだろうか?」とちょっと意識するのをくせにしてみるとよいかもしれません。